インプラント治療
インプラント治療
腫れ・痛みを伴わないように、外科治療の回数が少なくて済む抜歯即時埋入を実施しています。
抜歯と同日にインプラントを行うことで、外科治療の日数が少なくて済み、従来の方法より治療期間が短くなり、患者様の負担を減らすことができます。インプラント埋入から装着まで、最短2ヶ月半で終えることが可能です。
当院ではインプラントを埋入した直後から、強固な初期固定(骨とインプラントの結合)が得られるような術式や道具を用います。これにより、短期間でセラミックをかぶせていくことが可能になります。
※診断の結果、抜歯即事埋入治療が難しい場合もあります。初回に行う精密検査をもとに、患者様のご意向をふまえ、最適なインプラント治療を一緒に検討していきます。
インプラントとは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その土台の上に人工歯を形成することで、天然歯のような噛み心地と見た目を実現する治療法です。部分入れ歯やブリッジとは異なり、健常な両隣の歯を削ることがないため、歯の残存率を高めることができます。
歯が抜けてしまった部位にインプラントを入れて、噛み合わせを回復します。そのため、部分入れ歯やブリッジのように周りの歯を削ることなく、単独で治療ができます。
インプラントと顎骨が結合するため、義歯では味わえない天然歯に近い噛みごたえが期待できます。
歯肉から歯が生えている状態を再現できます。天然歯と区別がつかない自然な仕上がりです。
顎にインプラントを埋め込む外科手術です。
健康保険の適用外で自費診療になるため、治療費が高額になります
糖尿病などの全身的な疾患や、顎の骨の状態がよくない方は、治療に制限がかかります。事前にご相談ください。また、成長発育中の子どもには適していません。
矯正治療も考えておられる場合は事前にご相談ください。状態によっては、先に矯正治療を行う必要があります。
精密検査とカウンセリング
口腔内写真、レントゲンや歯科用CTなどを用いて、口腔内の診査診断を行います。CT検査ではコンピュータ上で該当部位の骨の状態(質、厚み、高さ)や血管の位置などを確認し、手術のシミュレーションを行います。
この検査結果に基づいて最適な治療計画を立案します。治療内容はカウンセリングで丁寧にご説明いたします。カウンセリングでは治療へのご希望やご不安なども伺いますので、遠慮なくご相談ください。
初期むし歯治療、クリーニング、仮歯の型取り
隣在歯にむし歯や根の先の感染が認められた場合は、インプラント治療の前に治療を行います。また、インプラント手術日までにクリーニングを行い、菌の数を減らして感染リスクを少なくします。インプラント手術と同時に仮歯を入れる場合は、仮歯の型取りを行い、最終の被せものを想定した仮歯を製作します。
インプラント手術
当院では、基本は抜歯と同時にインプラントを行う抜歯即時埋入を行います。仮歯を入れる場合は、仮歯を装着します。
経過観察
骨とインプラントの結合が得られるまで、随時、咬み合わせ、歯肉の状態の確認を行います。
型取り、装着
骨とインプラントの結合が得られたことが確認でき次第、型取りを行い、上部構造(セラミック)を装着します。
インプラントを長持ちさせるには日常のお手入れ、メンテナンスが大切です。歯科衛生士が専用歯ブラシなどを使用して指導します。また、歯科医師によるかみ合わせの確認やレントゲン撮影を実施して、インプラント本体の周囲骨の吸収状態などを診査します。
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